火傷の治療方法や口コミ情報の紹介をはじめ、受傷された方の交流を目的としたSNSの運営を行っています。

3日目、ICUを卒業できることになりました。
この頃には意識がかなり正常に戻っていたので、
自力で起き上がれると思ったので、腰を起こそうとしたら、
体の傾斜が把握できなくて、宇宙かって感じで、すごく気持ち悪くなりました。。。

かっこ悪!と思いつつ全面降伏してすべて看護婦さんにすべて委ねます。

寝たきりだったのが、広い空間をのびのびと走る(車椅子が)

久しぶりに風を感じてみる。
お風呂に入ってすぐ夜道を散歩するような爽快感。。

うわ懐かしい。。

で、こんどは、HCUという部屋についたらしいです。

まだ目が見えないので良く分からないけど、とりあえずまた部屋がくさいぞ、てかICUでくさかったのはてっきり痴呆老人がお漏らしだと思っていたのたが、よく考えたら、芯まで黒こげの鼻が正常なはずもなく、むしろ自分焼肉の臭いが正解でしたかそうですか。。。

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どこからともなく先生たちのにぎやかな声が聞こえ、落ち着きのある部屋に来たってことははわかりました。ただ、このときはまだ複雑な感情が渦巻いていたので、多少ついてけないところはありましたが。。。ね。

さらに2日経った頃、目を開けることに成功しました。どうも目が開けられなかったのはごみと目やにでぐちゃぐちゃになっているからで、一瞬空けてみると痛いながらも光が入ってくるので、どうやら失明はしていないようでした。

それから1週間目ぐらいになると、本格的な火傷治療が始まります。

全身包帯ぐるぐる巻きで、そのまんまミイラ男としてドラクエに出れます。しかし包帯は変な色の体液で黄ばんでいるのでむしろマミーです(ミイラ男より強い)。
参考:マミー
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今は皮膚の代わりとしての包帯と肉が癒着しているので、ガーゼも私の肉体の一部、私の境界線ということになります。ミイラの気持ちがわかったというか、このままでいさせてほしかった。。。

火傷の治療で何をするかというと、このガーゼをはがすんです。酷すぎるんです!

これは熱傷風呂と呼ばれる場所で、お湯をかけたり、無難な場所をはさみで切ったり、しゃべってごまかしながらくゎぱーと包帯をはがしますが、もう既に激痛でわめくしかありません。そして悲鳴を無視してガーゼをはがして、腐った皮膚をはがすためにタオルでこすります。もう束子で肉裂いてるんじゃないかって。。。

あくまでイメージ図
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あたりは血だらけ、黄色い悲鳴をあげる大人のミイラと白衣の拷問担当者が戯れてる光景をご想像ください。

この皮剥ぎの後は、熱が40度近くまで上がり口も利けないほどぐったりするので、その治療やったってのは一目でわかります。皮膚が回復しても、ばい菌の繁殖場になるとして、根こそぎはがし続けます。この無間地獄のような治療は、熱傷仲間同士で必ず盛り上がる話のひとつです。

注)もし今時このような治療をする病院はどうかしてるかもしれません。。。